2009年11月5日木曜日

カードキャッシングとショッピングカードの違い

キャッシングもカードでショッピングする場合もクレジットカード会社からお金を借りている印象がありますが、根本的には全く異なったシステムです。また、規制する法律もそれぞれ異なるため根本的な違いをよく理解しておく必要があります。

・規制を受ける法律の違い
カードショッピングは割賦販売法によってその取扱が規制されています。
キャッシングは貸金業規制法により取扱が規制されています。
そのため、サービスを提供する上での違いがあります。
貸金業規制法は違反した場合には刑事罰を含む厳しい罰則があります。
キャッシングの場合、広告宣伝に関する規制や、支払を遅延した場合の督促行為にも細かい規制があります。
広告には金利の他に業者の登録番号、住所、電話番号などの表示を義務付けられた項目が多数あります。
督促行為に関しても『勤務先に電話をする行為の禁止や、自宅へ電話をする際の時間帯も決められており』、 違反した場合には業務停止を含む厳しい罰則が適用されます。

一方、割賦販売法は貸金業規制法ほど厳しい罰則はありませんが、現在悪質な商法で問題のある加盟店に対するクレジット会社の責任を追及する法改正が検討されています。


・システムの違い
ショッピングとキャッシングの大きな違いは間に加盟店が存在するかどうかに現れています。
ショッピングは加盟店で商品を購入することで発生し、その商品代金をクレジットカード会社が立替払いをすることで、会員に請求が発生します。

キャッシングは直接クレジットカード会社から会員がお金を借りることで会員に支払義務が生じます。
加盟店が存在しないキャッシングでは商品に関するトラブルはありませんが、まれに友人・知人にカードを貸してキャッシングされるというトラブルがあります。
もちろんカードを貸した場合でもカード会員に支払義務があるため、返済義務を免れることはありません。


・ 督促業務上の違い
ショッピング利用の支払が遅延しても20日以上の期間を定めて支払を求める督促状を送付し、それでも返済がない場合までは法律上の督促手続きができません。

キャッシングの場合は1日でも支払を遅延した場合には法手続きを開始することができます
キャッシング利用に関しては支払遅延が信用状況に大きく影響するため、早めに法手続きが開始できるよう会員規約にも「期限の利益喪失」条項に規定されています。 

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