2009年12月4日金曜日

武富士が、貸し付け抑制

消費者金融大手の武富士が11月以降、貸し付けを抑制している。

「過払い利息」の返還や信用力の低下などで資金繰りが悪化したため、顧客に回す資金を絞っている模様。
返済に問題のない人たちにも、出金停止や貸付抑制などの措置を取っている模様です。

 武富士はかつては業界首位で、最盛期には約880億円を貸していた月もあった。
貸し付けを抑えれば収益減や顧客離れを招く恐れもあるが、手元資金確保のために出金抑制に踏み切った。

武富士は2009年3月期に2561億円の連結純損失を計上。格付けも下がった。
資金繰りが悪化し、09年9月末の営業貸付金残高は7489億円。
一方、有利子負債は2983億円で帳簿上の余裕は大きい。
だが、1年以内に返済が必要な借り入れが1890億円あるため、手元資金の確保に努めている。

来年6月までに完全施行される改正貸金業法では、総借入残高が年収の3分の1を超える個人向け貸し付けを原則禁じる「総量規制」が始まります。
このため、業界全体でも、消費者向け無担保貸付残高は前年同月比15%程度のペースで毎月減り続けているそうです。

 総量規制などで貸し付け抑制の動きが強まっていることも大きな問題。
多重債務に並んで「貸し渋り」が問題化する可能性もあるが資金繰りが厳しい業者が無理な回収をしないよう監視を強めている。


他の大手では・・・
アコムは毎月平均約380億円、プロミスも300億円程度の貸し付けを維持。
債務の返済猶予を求めて9月に私的整理に入ったアイフルの10月は35億円だった。
武富士はこの水準も下回った。

 消費者金融業界は、利息制限法の上限を超える「グレーゾーン金利」で取っていた過払い利息の返還に加え、規制強化、金融危機で経営が悪化。独立系の武富士、アイフルは信用力で劣るため厳しい状況。

 

 

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